歌と説話から古代の人の心を探る
前期の講座では前半の三回は『万葉集』、後半の三回を『日本霊異記』を読んでいきたいと思います。『万葉集』は今まで、巻1・巻2、巻14を順に読んできましたが、今回からは歌人や面白い歌等、毎回テーマ毎に歌を選び受講者とともに味わっていきたいと思います。言わばフリーに『万葉集』を読んでいけたらと思います。気軽にご参加ください、後半は日本最古の説話集である『日本霊異記』の話を読みます。これも、順番に読むというよりは、面白そうな話を選びながら鑑賞していきたいと思います。『万葉集』も『日本霊異記』も資料は用意しますので特にテキストの指定はありません。
講座を通して、古代の人々の心や、世界観、社会の姿に触れてみたいと思います。なお、折々に民俗学の話や近現代の短歌についてなども話をさせていただきます。
【日程】全6回 いずれも10:00~11:30
第1回 5月20日(火) 『万葉集』 テーマ・笠女郎1
第2回 5月27日(火) 『万葉集』 テーマ・笠女郎2
第3回 6月 3日(火) 『万葉集』 テーマ・笠女郎3
第4回 6月10日(火) 『日本霊異記』 序を読む
第5回 6月17日(火) 『日本霊異記』 上巻から
第6回 6月24日(火) 『日本霊異記』 上巻から
【教室】
未定(決まり次第、更新します)
【用意するもの】
毎回プリントを配布します。テキストの指定はとくにありません。
【受講料】
6,000円
【講師】
岡部 隆志
Okabe Takashi
共立女子短期大学名誉教授
専攻は日本古代文学、民俗学、中国少数民族文化の調査や、文芸評論家として現代短歌評論も手がける。