違いが分かる?
昨年度後期講座で、めでたく百人一首を読破しました!さて、次は何にしようかと、30秒くらい考えた末に、あっさり古典の恋の歌を取り上げることにしました。
恋の歌は万葉集から見られますが(「相聞歌(そうもんか)」に分類されています)、古今集以来、恋の歌は季節の歌と並んで、歌集の2本柱になりました。しかも、季節の歌が春・夏・秋・冬という順番で配列されているのと同様に、恋の歌も恋愛のプロセスに従って配列されています。すなわち、片思いから恋の成就そして別れ、という具合です。
古今集と新古今集は、八代集と総称される勅撰和歌集の最初と最後で、300年ほども隔たっています。恋そのものの本質あるいは実態は時代に関係ないかもしれませんが、恋の歌い方には歌風の変遷に伴った違いが見られます。
同じ恋の段階にあっても、古今集と新古今集では、どのように歌い方が異なっているか、比べて味わってみるのも、一興ではないでしょうか。今や、自分自身は恋愛していないとしても、いや、だからこそ?
講座では、まずは片思いの歌から順に、古今集と新古今集の歌を適宜選びながら、取り上げてゆくことにします。
受講にあたって、とくに準備することはありませんし、古語辞典や古典文法の参考書を準備する必要もありません。ただし、講師が調子に乗って嘘を付くことがないとも言えませんので、心配な方はご用意ください(笑)
【日程】全5回 いずれも15:00~16:30
第1回 5月19日(火)
第2回 5月26日(火)
第3回 6月09日(火)
第4回 6月30日(火)
第5回 7月07日(火)
【教室】
教室は未定です。決まり次第、更新します。
【用意するもの】
古今集および新古今集の歌が収録されている本なら何でも。
【受講料】
5,000円
【講師】
半沢 幹一
Hanzawa Kan’ichi
共立女子大学文芸学部名誉教授 博士(文学)
共立女子大学名誉教授じつはただの無職者。古典和歌については、『対釈新撰万葉集』(津田潔氏と共著、勉誠出版、2015年)、『古代歌喩表現史』(笠間書院、2022年)などの著書あり。
